自筆証書遺言書の作成を司法書士に相談するメリット
自筆証書遺言書は費用をかけずにいつでも自由に作成できる反面で、不備が生じてしまうリスクも比較的高めです。
そのような不安を抱えている場合には司法書士に相談して作成するのが無難です。
本記事では、自筆証書遺言書を作成する際に司法書士に相談するメリットを解説していきます。
無効になるリスクを回避できる
自筆証書遺言書は自由に作成できるとはいっても、一定の方式に従って作成しなければなりません。
本人の死後に不備が判明すると、その内容によっては無効になることもあります。
また、内容が不明確で複数通りの解釈ができる場合などは相続人間のトラブルの原因にやりやすいです。
一般の人が自分で作成する場合には、他の解釈ができることに気づかないこともあるでしょう。
一方で、司法書士に相談していれば、遺言書の記載内容をチェックしてもらえます。
不備や不明確な表現での記載が見つかれば指摘されるため、無効になるリスクを軽減できるのがメリットです。
自分に合った遺言内容を相談できる
十分な判断能力があるうちに遺言書を作成しておきたいと考えつつも、具体的な内容までは固まっていない人もいるでしょう。
そのような場合に、司法書士に相談すれば、本人の考えや状況に合った遺言内容を提案してもらえるのもメリットです。
具体的な内容が決まらずに先延ばしになってしまう状況を回避できます。
財産や相続人の調査についても相談できる
自筆証書遺言書を作成する際には、事前に自分の財産をすべて把握し、推定相続人についても調査する必要があります。
自分で調査することも可能ですが、漏れが生じてしまうこともあるでしょう。
司法書士に相談していれば、調査漏れの可能性がある点を指摘してもらえます。
また、調査そのものを依頼することも可能です。
調査漏れのリスクを軽減したうえで自筆証書遺言書を作成できます。
遺言執行や相続手続きまで見据えて準備できる
自筆証書遺言書の内容に従って遺族が財産を相続する際には、第三者が遺言執行者となることで手続きを進めやすくなります。
司法書士に相談して自筆証書遺言書を作成するなら、その司法書士を遺言執行者に指定することも可能です。
さらに司法書士は登記の専門家であるため、相続登記もあわせて依頼できます。
相続手続きがスムーズにいき、自分の死後に遺族の負担を軽減できるのがメリットです。
まとめ
今回は自筆証書遺言書を作成する際に司法書士に相談するメリットを解説しました。
司法書士に相談することで、無効のリスクの軽減につながり、本人はもちろんのこと遺族の負担軽減にもつながります。
自筆証書遺言書を作成する際には、司法書士への相談を検討してみましょう。